むかーし昔、セルカ棒(自撮り棒)が流行り始めのころ、日本で手に入れることが困難だったので海外サイトから購入しました。
すると税関からお手紙が来ました。という実際の体験談です。
かなり昔なので事細かく覚えているわけじゃないですが覚えている範囲で役立つかと思うので書いてみます。
アリエクで偽物を買ったら税関から連絡が来るは本当!
アリエクスプレスでブランドのコピー品を日本に届けてもらう時、チェックが入ると連絡が来ます。
連絡は、手紙が郵送で来ました。ほかの電話や訪問などは一切ありませんでした。※あくまで私の場合
アリエクのみならず他のサイトでも連絡は来ます
まず確認をしておきたいのが、アリエクスプレス(AliExpress)だけがコピー品のチェックの対象になるというより海外発送のものを購入したら日本に入ってきた時に税関チェックが入るので見つかる。という流れです。
なのでアリエクのみならず、海外発送のshein、Temu、ほか個人サイトでもコピー品を購入すると税関で見つかります。
コピー品を買うと起こること【具体的な流れ】
それではコピー品を買って(バレて)しまったら実際にどんなことが起こるのか、簡単な流れをまとめると以下です。
- なかなか届かない(税関で長い日数止められている)
- 受け取り住所に商品ではなく手紙のみやって来る
- (なにもしなければ)税関側で荷物が破棄される

実質没収されるということですね。
結構な日数経っても届かないなら税関でひっかかっているかも
税関で営業日2〜3日止まっているくらいなら気にすることはありません。
問題はそれ以上留まっている時です。
平均的なアリエクの到着日数は別記事
>>>AliExpress実際に何日で届いたか時期ごとにまとめてみた
- 税関に荷物が多すぎる
- 大型連休
- 荷物に禁止品が含まれている(と税関側で判断されている)
税関からの手紙連絡の内容
「商標権違反している商品」「異議申し立てがある場合はこちら」
曖昧なのですが確実に入っていたワードです。
偽物ですよね。なんて書き方はされていません。○○のブランドの商標権を違反していると記載されていました。
それと私が買ったのはブランドロゴ入りの自撮り棒だったのですが「これはシャネルから出してる製品じゃないです」みたいな内容もありました。そりゃそうですよね出てないですよね。申し訳ないです。
そしてこの手紙の中で驚きなのが「異議申し立て」
え?異議申し立てるチャンスがある??無理無理無理
家族にはバレたのか
バレましたね。いきなりお手紙が家に届くので同居している家族は「なんかこんなん来てるよ?!!!何ごと!!」ってびっくりされます。
偽物を持ってブランド側と戦わなければならない
手紙によると、わたしが買った自撮り棒のブランドロゴが本物であることをブランド側に異議申し立てることができるという内容がありました。
普通に考えて負け確です。w そんなメンタルはありません。
なので私からは特に連絡はせず、荷物はそのまま税関で保管され破棄されたのだと思います。
ニュースでたまにみますよね。偽物が八つ裂きにされるあれです。
「コピー品でも私は届きましたよ?」←税関のチェックにも限界はある
税関で引っかかる話をすると、「わたしは届きましたけど〜〜?」なんて言われることがたまにあるので書いておきます。
税関も日本に入ってくる全ての輸入品のチェックをするのには限界があります。
そのため通常は抜き打ちでチェックをしていくと聞いたことがあります。実際に抜き打ちチェックは本当で全てはチェックしてないんだろうなと実感したのが次です。
税関チェックが行われたことを示す「テープ」
海外から日本へ荷物を送ってもらうと何個かに1個「税関検査のために開封されました」みたいな透明テープが貼られていることがあります。
税関チェックが行われたけれど特に何も問題がなかったので透明テープを貼って無事に私の手元に届いているというわけです。
透明テープの下を見てみるとカッターで開封されたあとが確かにありました。
しかしこれは全ての荷物ではなく何個かに1個しか対象になっていないようです。このテープからも税関側で全ての荷物がチェックできているわけではないことがわかります。
実際にチェックされてた荷物の特徴
- 段ボールでの注文
- 同じ商品をいくつも
反対にピアス一個とかの小さい袋は開封されてたことないような、、わたしの場合なのでわかりませんが。
アリエクからの商品が毎日届くような月もありましたが
ひと月の間、ひとつもテープついてなかったなんてことも多々ありました。
段ボールで注文しても開封チェックされていないこともありましたよ。
ちなみに以下で実際にアリエクの注文から到着までの日数の記録を数十回分載せてます。
ここの日数よりかかっていたなら最近の中では遅めなので税関保留の可能性があります。
>>>AliExpress実際に何日で届いたか時期ごとにまとめてみた
小さい荷物はチェックするのめんどくさいんか?
おわりに
一件がおわり幼かったわたしもしっかり反省をしたので、以降コピー品ではないか注意深く確認していますので税関からお手紙もこの一度しかもらっていません。
とはいえわたしは世界中のブランドをすべて把握しているわけではないので、知らず知らずのうちにどこかのブランドのデザインのものを輸入しているかもしれません。
個人的な使用は
ちなみに、個人的な使用としてコピー商品を持っていること自体は当時も現在(2023年)でも罰せられません。
しかし販売することが日本では違法、そして日本に商標権侵害品を持ち込ませることも違法です。わたしが売ったとしても罰せられます。
商標権侵害の一連の流れの上にいることは間違いないので買わない方がよいです。目も付けられますしね。
偽物の現状調査>>>アリエクスプレスの偽物の見分け方を実例と共に解説
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